一般診療

内科系 消化器、循環器、呼吸器、泌尿生殖器、内分泌器、皮膚 など
外科系 去勢、避妊、軟部外科 など
歯科 歯石除去、抜歯、歯磨き指導 など
産科 妊娠診断、出産指導 など
その他 抗がん治療、レーザー治療、リハビリ など

予防医療

狂犬病予防接種 寄生虫予防 混合ワクチン接種

狂犬病予防接種

当院は、新宿区獣医師会加盟病院です。
狂犬病の予防接種は、年に1回摂取することが法律で義務づけられています。
生後3か月目以降のワンちゃんが、すべて対象となっています。
特に、4月~6月の狂犬病予防月間の間に接種することが推奨されています。
狂犬病とは、哺乳類すべてに感染するウイルスです。
感染した動物に、人間が咬まれ、発症すると100%死亡する恐ろしい病気です。

狂犬病の発生状況

青い国以外は、狂犬病汚染国!!
日本・オーストラリア・北欧以外は、ほとんどが狂犬病汚染国です!!
いつ貨物船に紛れて、狂犬病にかかっている動物が日本に侵入するかわかりません。
ワクチン接種をしていれば、防ぐことができます。
愛犬と私たちの暮らしを守るために、狂犬病の予防接種はしっかりと受けましょう。

混合ワクチン接種

狂犬病予防は、主に人への感染予防のために重要とされています。
混合ワクチンは、ワンちゃんやネコちゃん同士の病気の蔓延を防ぐことが目的です。
ワンちゃん・ネコちゃん、それぞれに特有の怖い病気がたくさんあります。

● 犬ジステンバー
● 犬伝染性肝炎
● 犬パルボウイルス感染症
● 犬レプトスビラ病(人獣共通感染症)
● 猫汎白血球減少症
● 猫白血病ウイルス感染症  など

これらの病気は致死率が高いため、予防がとても重要です。
ワクチン接種で抵抗力をつけ、万が一、感染しても発症しないように、
または、発症しても重症化しないようにしましょう。

寄生虫予防

寄生虫予防
フィラリア フィラリアは、蚊が運び、心臓に寄生する糸みたいな寄生虫です。
蚊が運び役なので、予防は蚊の発生時期に左右されます関東では、主に4月~11月に蚊が発生します。予防は、発生後から蚊がいなくなるまでなので、5月~12月の予防が必要です。

<ネコちゃんのフィラリア症>
ネコちゃんは、フィラリアに感染されると呼吸器を障害されます。
慢性の咳や場合によっては突然死を起こす可能性があります。
ワンちゃんの様に血液内に虫が入り込むことは無いので、予防前の血液検査などは必要ないとされています。 近年、ネコちゃんの飼育頭数が増加しているため、これらの予防が重要視されています。
ノミ ノミは、13℃あれば卵からふ化して、成長します。
暖かい時期はもちろんですが、冬場のノミ予防(屋内感染予防)も大切です。
特に、この近辺はノラ猫さんも多いのでノミの媒介に注意が必要です。
ワンちゃんやネコちゃんが外に出なくても、人間が靴底にノミの卵をつけて家に運びいれてしまうことが冬場の感染の原因です。
ノミは、消化管内寄生虫を運ぶ役割もあります。
ネコちゃんが毛づくろいをして飲み込んでしまうことで感染します。
また、ノミは間違って人間を咬んでしまうこともあります。
咬まれると、強い痒みがでます。
マダニ マダニは、公園などの『しげみ』に隠れています。
そのしげみから動物に飛び移り、吸血場所を探します。皮膚の柔らかい場所を見つけると吸血を開始します最初は、1~2ミリ程の身体ですが、徐々に血を吸って大きくなります。 最大1~2センチ程まで大きくなります!!
多くの患者さんが、『突然、イボができた』と言って来院されます。
マダニは、引き抜こうとしても、アゴでしっかり喰らいついています。
無理に引っ張ると、頭だけ残して切れてしまします。
すると、ここから感染を起こしてしまうので注意が必要です!!
しっかり、薬で退治しましょう!
SFTSやライム病など、人の感染症を運ぶ原因にもなるため特に夏場は、マダニ対策をしっかりしましょう!

マイクロチップ

当院では、マイクロチップの挿入が可能です。
2011年3月11日、記憶に新しい東日本大震災が発生したのち、多くの動物たちが行方不明となりました。
保護された動物たちも多くいましたが、飼い主の特定は非常に難しい状況でした。
マイクロチップは、家族と動物たちを繋ぐカギとなります。

ワンちゃんはもちろん、お出かけをするネコちゃんにもマイクロチップの挿入を是非ご検討下さい。

また、動物を海外へ連れて行く場合や、入国する場合はマイクロチップの挿入や登録が必要になります。
ご不明な点はお気軽にご相談下さい。