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2026.10.10
猫は痛みを隠すのが得意な動物です。そのため、関節や脊椎の痛みがあっても「年齢のせいで動かなくなった」と思われていることがあります。
変形性関節症(OA)は、関節の軟骨や周囲の組織に変化が起こり、慢性的な痛みや動きにくさが生じる病気です。
12歳以上の猫ちゃんでは70%以上が関節炎や脊椎症に罹患しているというデータがあります。
「高いところにジャンプしなくなった」「階段を嫌がる」「動きがゆっくりになった」「寝ている時間が増えた」など、日常のちょっとした変化が痛みのサインだったりします!
明らかな歩き方の変化がないので、気付かれないことも多いと言われています。
💉 治療
症状がすでに出ている場合は、非ステロイド系の鎮痛薬が使用されることが多いですが、長期使用は副作用に注意が必要です。
また当院では、猫の変形性関節症に伴う痛みに対して、「ソレンシア®」による治療を行っています。
ソレンシアは、痛みに関係する『NGF(神経成長因子)』を標的とするモノクローナル抗体製剤です。
月1回の注射で、変形性関節症に伴う痛みをやわらげることを目的とした治療です。
3ヶ月以上継続すると約75%程度の症例でジャンプができるようになるなどの行動の改善が見られると報告されています!
「最近、動きが少なくなった」「ジャンプをしなくなった」など、気になる変化がありましたら、年齢のせいと決めつけず、ぜひ一度ご相談ください。
