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2026.06.01

胆泥症(たんでいしょう)について

胆泥症とは、胆のうの中に“泥状の胆汁”がたまる状態です。
健康診断や腹部エコー検査で偶然見つかることも多く、特に中高齢の犬で比較的よくみられます。
猫でもみられることがあります。

<主な症状>
初期には無症状のこともありますが、進行すると以下のような症状がみられる場合があります。

  • 食欲低下
  • 嘔吐
  • 元気消失
  • 腹痛
  • 黄疸(目や皮膚が黄色くなる)

重症化すると、胆のう炎や胆のう破裂などを起こし、緊急治療が必要になることもあります。

<原因>
はっきりした原因が分からないこともありますが、以下が関連すると考えられています。

  • 加齢
  • 胆汁の流れの低下
  • ホルモン疾患
  • 高脂血症
  • 慢性的な炎症 など

<治療>
症状やエコー検査所見に応じて治療方針を決定します。

◾️経過観察
無症状で軽度の場合は、定期的な超音波検査や血液検査で経過をみることがあります。

◾️内科治療

  • 胆汁の流れを改善する薬
  • 肝臓や胆のうを保護する薬
  • 食事療法
  • 必要に応じて抗菌薬 など

◾️外科治療
胆のう閉塞や胆のう破裂の危険性が高い場合には、手術が必要になることがあります。

<予後>
軽度で安定している場合は、長期間問題なく過ごせる子も多くいます。一方で、進行性に悪化するケースや、急激に重症化するケースもあるため、定期的な検査による経過観察が大切です。

健康診断として、定期的な血液検査や腹部のエコー検査を実施することで早期発見することができます!
5歳を超えたら1年に1回の腹部エコー検査を取り入れることをお勧めします!

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