僧房弁閉鎖不全症(MR)について

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犬で最も多い後天性心疾患のひとつです。4~5歳から多くが発症します。

MRは、左心房と左心室を隔てている僧房弁が、加齢とともに変性し、完全に弁を閉じることができない状態です。そのため、全身に送り出されるはずの血液が左心房に逆流し、

循環不全となります。進行すると肺水腫になる危険性があります。心雑音が聴取される場合、検診をお勧め致します。