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2024.05.01
5月に入りました!今年もフィラリア予防が始まります。
フィラリアは、蚊が媒介し心臓に寄生する寄生虫です。
フィラリアは、感染した蚊が動物を刺し、その血を吸った穴から子虫が皮膚に入り込み、脱皮を繰り返し血管に到達します。
そして成虫になったフィラリアは、心臓(特に右心系~肺動脈)に寄生するため、大量寄生すると血液循環が悪くなり、腹水や咳などの呼吸器症状がでます。
フィラリアが成虫になり心臓に到達する前に、子虫の段階で駆虫する必要があります。
なぜなら、フィラリア薬は成虫には効かないのです!!
そのため、月に1度フィラリア薬を飲んで、入り込んだ子虫を駆虫しなければなりません。
蚊がいなくなる12月まで、毎月フィラリア薬をしっかり飲む必要があります。
途中でやめてしまうと、子虫が成長してしまい、せっかく途中まで予防していても意味がなくなってしまうのです。
予防薬は、フィラリア陰性を確認してから投薬を開始しましょう!
万が一、感染した状態で予防薬を与えてしまうと、フィラリア子虫が死に、分解された成分に犬がアレルギーを起こし、突然死する可能性があります!
近年、猫ちゃんのフィラリア症による急性呼吸器障害や突然死が問題となっています。
ノミ・ダニと一緒にフィラリアも予防できる滴下薬がありますので、スタッフまでお問合せください!
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